INTERVIEW インタビュー
児童指導員 主任指導員
菅谷
様々な事情を抱える子どもたちに寄り添い、
笑顔あふれる毎日を。
職員がいつも笑顔だから、
子どもたちも笑顔に。
福祉系の専門学校を卒業後、栄寿会に入職して25年が経ちます。わかな保育園、第二若葉園での勤務を経て4年前主任指導員として若草園に異動しました。現在は日常業務に加え、児童相談所や学校との連携、職員のシフト管理なども担っています。子どもにとって職員は親のような存在。親がいつも暗い顔をしていたら子どもは不安を感じてしまいますよね…だから私は普段から子どもだけでなく職員とも丁寧にコミュニケーションを図り、悩みを1人で抱えず何でも話せる雰囲気づくりを心がけています。最近は挨拶ひとつから職員の心の変化が解るようになりました。
家族として、指導員として。
子どもの将来を導く存在へ
子どもは一人ひとり性格も年齢も抱えている問題もみんな違います。それぞれの不安や悩みに真剣に向き合いながら、家族のように寄り添い続けることが私たちの役目です。さらに、指導員としてはただ毎日楽しければいいというわけではなく、子どもたちが将来に向けて自立できるよう時には叱りながら正しく導くことも大切。園ではぶっきらぼうな子が外では礼儀正しく挨拶をする姿に感動したり、いつも反抗してばかりだった子が卒園後結婚して子連れで会いにきてくれたり―子どもたちの成長と幸せな未来に立ち合えることが、一番の喜びです。
保育士
小松崎
「家族」でなければ気づかない、
子どもの小さなちいさな一歩が私を成長させる。
悩むことがあっても、いつだって仲間が支えてくれる。
できるだけ様々な年齢の子どもに接する仕事がしたくて、保育園ではなく児童養護施設で働きたいと考えました。見学時、職員の皆さんがとても楽しそうだったこと、地域との交流や季節行事を大切にしている点にも惹かれ、若草園を志望したんです。入職当初は、感情をダイレクトにぶつけてくる子どもとの距離感や接し方で戸惑うこともありました。でも、いつも上司や同僚が気にかけてくれるので悩みが打ち明けやすく、一人で抱え込む前にいつの間にか解決しているんです。こうした人間関係の良さも若草園の魅力だと感じています。
子どもの成長に立ち合えることが、
一番の喜び。
例えば昨日まで結べなかった靴紐が今日は結べるようになった、とか。そんな、ほんの些細なことでも本人にとっては大きな一歩。家族のように毎日側で見守っているからこそ気づいてあげられる「成長」に立ち合えることもこの仕事ならではの大きなやりがいだと感じます。シフト制で宿直もありますが、その分お休みがしっかり確保されているので負担に感じたことはありません。最近は、行きたいライブの日程に合わせて希望休を取って思い切り楽しむのがマイブーム。仕事とプライベート、バランスよく両立したい方にもおすすめの環境です。
保育士
八木
「子どもが好き」が私の原動力。
どんな時も、真剣に向き合います。
本当の家族のように、
いつまでもずっとつながっている。
元々子どもが好きで専門学校では保育を学び、就活中はたくさんの施設を見学しました。中でも、職員と子どもたちが本当の家族のように仲良くしている姿に心を打たれたことが、若草園で働きたい!と思ったきっかけです。若草園で生活する子どもにとって、職員は「家族」「親」同様の存在。七五三のお宮参りや卒園式など、子どもたちの人生の節目に立ち合えることもこの仕事ならではのやりがい。退所した子どもからメールやLINEで近況報告を受けたり、いつまでも本当の家族のように思ってもらえていることも幸せに感じます。
諦めず、まっすぐ向き合えば思いはきっと伝わる。
毎日子どもたちの笑顔が見られることが何よりの喜びですが、中には心を開いてくれない子もいます。以前担当した子は話しかけても無視されることが続きさすがに凹みましたが、諦めずに根気強く接していくうちにいつしか将来の夢や進路について話してくれるように…。就職を機に退所が決まり引っ越しにも立ち合い施設に戻った後、鞄の中に一通の手紙が。直接手渡しするのが恥ずかしかったのか、私が気づかないうちにこっそり入れてくれていたんですね。彼女が手紙に書いてくれた「ありがとう」は、今でも私の宝物。ずっとこの仕事を続けていきたい、そう思えた瞬間でもありました。